企業の取り組み
2021.7.1
「地球環境へ配慮した経営」 再生可能資源有効利用の試み
持続可能な社会実現のために、2015 年 9 月の国連サミットで採択された、SDGs(持続可能な開発目標)。資源は大量に消費し続ければ、いつか枯渇してしまいます。持続可能な生産消費形態をつくることは、地球上全ての企業の責任です。 当社では、省エネルギーの推進と温室効果ガス削減、廃棄物排出量の削減、環境に配慮した商品、サ ービスの提供を通じて、地球環境へ配慮した経営に取り組んでまいります。
◆リビルト部品(再生部品)の活用
リビルト品とは、使用済み部品を分解・洗浄し、劣化していない部品を再利用したうえで組み立てられた部品で、厳しい検査基準をクリアしており、新品同様の性能が保証されているため、安全性の確保が重要な、自動車の修理部品にも幅広く利用されています。 当社はこのリビルト部品を積極的に利用し、資源の有効活用を行うとともに、価格も半額程度かそれ以下におされられた部品を使用することで、お客様が負担する修理コストを軽減させています。
◎リビルト部品で使用する多い品目
1.オルタネーター
2.スターターモーター
3.ドライブシャフト
4.パワーステアリングギヤボックス
5.パワーステアリングポンプ
6.ターボチャージャー
7.エンジン
8.オートマチックトランスミッション
◎リビルト部品使用例「エンジン本体」の場合
新品:500,000 円〜 リビルト部品:200,000 円〜
※価格は参考価格です。車種や為替により価格は変動します。
◆廃タイヤの適正処理と再資源化
世界では年間 100 万トンを超える廃タイヤが発生しています。タイヤリサイクルは車業界の共通課題です。 廃タイヤは適切なリサイクル施設で処理されると、原材料や燃料となり、資源を有効活用する事が可能となります。 当社では再生ゴムやゴム粉、エネルギー資源としてタイヤのリサイクル事業に取り組む専門業者にタイヤ処理を依頼し、再資源化と環境保全を推進しています。
※当社で扱う廃タイヤは、年間数十万本となります。このタイヤを適正処理する事で、多くの再生資源を生み出しています。
◆布製のシートカバーを利用。プラスチックゴミ削減へ
修理・整備の際に、必ず必要となるのが、お客様の車を汚さないための、シートカバーやハンドルカバーです。 これらは従来ビニール製のものが使用されていましたが、当社では、シートカバー・ハンドルカバー・フロアマットを布製に変更し、年間約10万枚以上のプラスチックゴミを削減しました。 また、ビニールよりも保護性能の高い KTC の布製のカバーを使う事で、安心してお客様がお車を預けられるよう配慮しています。