企業の取り組み

「交通遺児育英会」の活動を応援しています

当社は、車に関わる企業として、全国で毎年 3,000 人近くの方が、交通事故により亡くなっている現状を重く受け止め、企業活動を通じて道路交通上の安全に寄与する、という理念を全社員で共有する取り組みを行っています。
その一環として、交通事故によって、最も不利益な境遇に立たされてしまう「交通遺児」を支援するため、交通遺児への支援財団法人である「交通遺児育英会」への寄付を 2019 年 12 月より開始し、累計寄付額は1,320,505円(2024年9月30日現在)となりました。

 

◆なぜ、交通遺児への支援なのか

家庭の主な収入を支える親を亡くした子供は、経済状況が一変してしまいます。預貯金が無い家庭では、進学等で厳しい状態に置かれることになります。母子家庭になった場合は、母親が非正規雇用である場合が5割以上となっており、収入減により子供の進学に奨学金を必要としています。 自動車を運転する人であれば、加害者となる可能性もあり、子を持つ親の立場であれば、被害者になる可能性もあります。当社は、お客様も含め、より多くの方に「交通遺児」という方がいるという事と、微力ながらその支援が出来る事を知っていただきたいと願っております。

 

◆支援活動内容

当社で新車ご成約1台につき 10 円、車検ご入庫1台につき 10 円、レジ袋1枚につき 1 円、従業員が配布した名刺1枚につき1円の寄付を行っております。
また、お客様へ交通遺児育英会の活動への、ご理解とご協力を頂けるよう、募金活動のポスターをウェイティングルームやレストルームに掲示。同時にレジ横に募金箱を設置しております。

※2020年1月から2024年9月までの累計寄付額は、1,320,505円となり、多くのお客様にご協力をいただきました。

名刺1枚に込めた思い・社員インタビュー

◎宮野木店、新車販売担当 湊原 学

—この取り組みが始まる以前と現在で、何か変化した事はありましたか︖

(湊原)この名刺1枚に交通安全の思いを込めてお客様にお渡ししています。
私自身、交通遺児という境遇の方がいる事を知り、日頃の運転に対する考え方が変わりました。万が一、私が事故を起こしたら、私の子供が交通遺児になる可能性もありますし、相手の方のお子様を、そうさせてしまう可能性もあります。お客様に名刺をお渡しするたびに、私自身も気を引き締めています。

 

◆より多くのドライバーと、安全への思いを共有するために

お客様が交通事故を引き起こさないために、自動車の整備・修理を行うことは当社の使命です。しかし、交通事故はドライバーの安全不確認や不注意によっても発生します。当社では、道路交通上の安全に寄与するという理念のもと、お客様と共に、交通事故撲滅に取り組んでいきたいと思います。
そのきっかけの一つとして、交通遺児育英会の寄付活動を通して、安全への思いを共有する一助となる事を願っています。 

 

 

交通遺児育英会の取り組みと、寄付金の使用用途

交通遺児育英会は、道路における交通事故が原因で死亡した方や著しい後遺障がいのある方の子女などのうち、経済的な理由で修学が困難な方に学資を貸与して、教育の機会均等を図り、社会有用の人材を育成することを目的としています。また、寄付金は交通遺児育英会に寄贈し、下記の用途に使用されています。

<寄付の使用用途>

1. 奨学金の貸与
高校・大学・大学院・専修学校・各種学校に学ぶ方々に奨学金を無利子で貸与
2. 奨学生の指導・育成
指導・教育活動として学業成績および生活状況に関する指導、「つどい」、「海外語学研修」等
3. 学生寮「心塾」の運営
学生寮「心塾」を東京と関西に開設
4. 修学支援金の給付
家賃補助・受験料補助・自動車免許取得補助

 

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