ペットが車の窓から顔を出したら交通違反?

車の窓からペットが顔を覗かせている。かわいいけど大丈夫?

前方の車の窓から大型犬が顔を覗かせているのを見た事がある、または愛犬が乗車中窓から身を乗り出してた事がある、という経験がありますか?かわいいけど、窓から飛び出したらちょっと危なそう、そもそも法律違反じゃないのかな、そんな疑問にお答えいたします。

ペットが車に乗車した際、どんな乗せ方だと違反行為になる?

実はペットは法律上、乗員ではなく物の扱いになり、着座位置の指定やシートベルト着用などの義務はありません。それならどんな乗せ方をしてもいいのかというと、そんなこともないようです。

  • 1.運転者の膝の上に乗せて操作の邪魔をしている
  • 2.ペットが窓から身を乗り出している

このような乗せ方をしていると、取締りを受けてしまいます。

根拠は道路交通法第55条第2項(乗車又は積載の方法)にあります。

■ 道路交通法第55条第2項(乗車又は積載の方法)

  • 車両の運転者は、運転者の視野若しくはハンドルその他の装置の操作を妨げ、後写鏡の効用を失わせ、車両の安定を害し、又は外部から当該車両の方向指示器、車両の番号標、制動灯、尾灯若しくは後部反射器を確認することができないこととなるような乗車をさせ、又は積載をして車両を運転してはならない。
    ※道路交通法から引用

この法律は、他の事例だと助手席のカーテンを閉めたまま運転していた時の交通違反にも適用されます。簡単に言うと、運転者の操作を妨げたりミラーを見えない状態にしたりすることを禁止しています。
反則金は現在 6,000円(普通車)、7,000円(大型車・中型車)違反点数 1点です。

ペットの乗せ方で言うと、ペットが窓から身をのりだしたりすると、サイドミラーが見えなくなる事、また、膝の上にのせて運転者の操作の邪魔をしていたら、操作ミスにつながる事から道路交通法違反になる。というわけです。

ただ、法律違反になる行為に気を付けるのはもちろんですが、一番重要なのは安全な乗せ方をしないとペットがケガをしたり周りを巻き込んだ大きな事故につながる危険がある事です。

ペットが原因で起こる事故

ではどのような事故が想定できるでしょうか。

●運転者の膝の上に乗せた場合

1.運転者の注意が散漫になり、わき見事故を誘発する
2.ペットが足元に降りて操作ペダルの誤操作による事故が発生する
3.身を乗り出したペットが前方視界の妨げとなり、安全確認不足による事故が発生する
4.衝突事故が起きた時、エアバッグの展開でステアリングと運転者に挟まれたペットがケガをする
5.窓から顔を出し対向車に接触する

●自由な状態で乗車させた場合

1.ペットが窓から飛び出し後続車と接触事故が発生
2.急ブレーキで窓に激突する
3.窓から顔を出してサイドミラーが見えなくなり巻き込み事故が発生

車内で暴れるペットの犬に気をとられ、ハンドル操作を誤って起きた死亡事故。追突事故の際ペットがエアバックに挟まれ圧死。など実際の事故も起きています。
小さいお子さんや赤ちゃんをチャイルドシートに乗せるのと同じように、ペットも安全に乗せてあげましょう。

安全ドライブグッズ

ではペットが安全・快適にドライブするためのグッズにはどんなものがあるでしょうか?

クレート(屋根のついた箱型のハウス)に入れる


後部座席の足元など安定した場所か、ラゲッジスペースに乗せてベルトで固定します。
事故があった時に犬が投げ出されるのを防ぐ最も安全なペットの乗車方法です。
あまり後部寄りに設置すると後ろから追突された際、ダメージが伝わりやすいので注意が必要です。

ハーネス(犬の胴体に装着する胴輪)を着ける


犬用シートベルト付きハーネスは、犬用シートベルトです。動体を固定するので首輪より衝撃を受けた時の力が分散しやすく、事故の際のケガの危険が少なくなります。

ペット用ドライブボックス(ケージ)に入れる


助手席に設置可能なボックスタイプのケージです。屋根のない箱型のもの飛び出し防止でリードフック付きのものがおすすめ。小型犬程度の大きさまで乗車可能です。ただし、エアバックが展開した際ダメージを受ける可能性があります。

私の犬はおとなしいから大丈夫、と思っていても、突然興奮して暴れだしたり運転の邪魔をしたりすることが絶対ないとは言い切れません。
これらのグッズを活用して、安全安心なドライブを楽しみましょう。

千葉県内ドッグランのあるサービスエリア


※写真はドッグランのイメージです

愛犬と長距離ドライブをする際、人以上に犬は狭い車内でストレスをためてしまいます。そんな時適度な運動ができるドッグランがあると便利。
千葉県では市原サービスエリアに南房総へのドライブの途中に立ち寄る事ができる、便利なサービスエリア内ドッグランがあります。
場内に愛犬と一緒にくつろげる東屋があったり。水飲み場兼足洗い場で愛犬の足を洗う事ができたりと使い勝手の良いドッグラン。館山自動車道で愛犬とドライブに行く際は利用してみてはいかがでしょうか。


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