COLUMN カーライフニュース

毎月10日は「交通安全の日」 2025年4月

それでは、今月の「交通安全クイズ」です。

問題1

下の文章が正しい場合は【Aはい】間違っている場合は【Bいいえ】でお答えください。
「高速道路でタイヤのバーストが起きた場合、危険なので急ブレーキをかけてでも路肩に停車するのが正しい」

  • A.はい
  • B.いいえ

答えは一番下に記載致します。

問題2

下の文章が正しい場合は【Aはい】間違っている場合は【Bいいえ】でお答えください。
「旅行前にタイヤの残り溝計測結果が1.3mmだったが、1年前に交換したばかりなので、乾いた路面なら走行しても大丈夫」

  • A.はい
  • B.いいえ

答えは一番下に記載致します。

タイヤは命を乗せています。ゴールデンウィーク前にできる5つのチェック

大型連休の長距離運転や高速走行前には、タイヤのコンディションチェックが不可欠です。以下の5つのポイントを出発前に確認しましょう。

空気圧が低すぎると燃費が悪化・バーストの原因となり、また高すぎてもグリップ力が落ちます。多くの車両は、運転席のドアの内側・給油口の蓋の裏側にシールで空気圧の適正値が記載されています。月に1回の点検が理想です。

スリップサインが出ている、または溝が浅いタイヤは要交換。ウェット路面ではブレーキ性能が大幅に低下します。
専用のゲージなしで誰でも、手持ちの10円玉でもある程度点検が出来ます。測り方は、溝に10円玉を当てるだけ。淵や柄の見え具合で減っているかどうかを点検出来ます。※写真は残溝1.6ミリ

溝の深さに注意が向きがちですが、実はゴムの経年劣化でサイドウォールなどにひびがある場合も、非常に危険です。年数が経過したタイヤは特に注意。あまり長距離を乗らない方も、ひび割れが発生していないか確認しましょう。

タイヤに釘などが刺さっていても、空気が抜けず気づかない場合もあります。目視だけでなく手でも触れて確認することをおすすめします。

スペアタイヤをせっかく用意していても、いざというとき使えなければ意味がありません。空気圧・損傷の有無を確認し、ジャッキ・工具の位置も再確認しましょう。また、最近はスペアタイヤではなく、パンク修理剤を搭載している車も増えているので、事前に修理剤の使い方手順を調べておきましょう。

【その他の注意】

その他のタイヤのチェックポイントは、ナットの緩みや錆び・ハブの錆やホイールとハブの、隙間の有無(ハブリングの装着がおすすめ)などがあります。

クイズの答え

◆問題1

問題1。「高速道路でタイヤのバーストが起きた場合、危険なので急ブレーキをかけてでも路肩に停車するのが正しい」の文章は間違っているので答えは、B.「いいえ」が正解です。

タイヤがバーストしたときは、急ハンドル・急ブレーキは非常に危険。ハンドルをしっかり握り、ハザードランプを点灯させながら徐々に減速して、安全な場所へ移動することが重要です。
停車後は発煙筒や三角表示板で後続車に注意を促すことも必要です。

◆問題2

問題2。「旅行前にタイヤの残り溝計測結果が1.3mmだったが、1年前に交換したばかりなので、乾いた路面なら走行しても大丈夫」の文章は間違っているので、答えは、B.「いいえ」が正解です。

1.6mm未満は「スリップサイン」が出ている状態で、車検にも通らない状態です。事故リスクも極めて高くなり危険ですので、購入時期に関わらず新しいタイヤへの交換が必要です。

※本記事は参考情報の提供を目的としております。内容の利用に関する責任は負いかねます。

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