COLUMN カーライフニュース
2015.3.24
バッテリー上がりを起こしたら
バッテリーが上がってしまう理由と、上がってしまったときの対処法についてご紹介します。
バッテリー上がりはなぜ起こるの?
渋滞時に電装品を長く使い続けると注意が必要です
発電量に対し使用する電気負荷が上回る状態が続くと、バッテリーは上がりやすくなります。消費量が多い電装品は、エアコンや熱線、ヘッドライト、ブレーキランプなど。とくに渋滞時のようにエンジン回転数が低下しているときに、これらの電装品を多く使い続けていると要注意。
電気消費量TOP5(JAFロードサービス調べ)
1位 | エアコン |
2位 | ブレーキランプ |
3位 | 熱線(リアデフォッガー) |
4位 | ヘッドライト |
5位 | ワイパー |
参考サイト:http://www.jaf.or.jp/rservice/data/battery/index.htm
バッテリーの劣化を招くおもな原因
1. 過放電
エンジン停止時のライトの消し忘れや、カーオーディオ、室内灯などの電装品を使いすぎた場合。
2. 過充電
蓄電量を超えた充電を過度に続けた場合。
3. サルフェーション
過放電が続いたり、充電せずに放置した場合、極板に硫酸塩の結晶が付着し通電不能となる現象。
4. 長期放置
クルマに長期間乗らないでいると、バッテリーは少しずつ放電(自己放電)し、バッテリーが上がります。
5. 過酷な環境下での使用
夏場の高温下で連続使用した場合等。
6. 車両側発電装置の故障
発電機(オルタネーター)などの故障で充電ができなくなり、蓄電量を使い切ってしまった場合。
7. 充電不足
「ちょい乗り」や「サンデードライバー」のように、クルマの使用が少ないときや短時間走行で充電が不十分な場合。
バッテリー上がりを起こしたら?
ブースターケーブルを使って応急処置
バッテリー上がりを起こしたら、他車のバッテリーとブースターケーブルをつないで、エンジンを始動させることができます。万が一に備え、ブースターケーブルは車に積んでおきましょう。
1. 救援車を探す
故障車と同じ電圧の車を探します。
一般乗用車は12V(バッテリー1個)
トラックは24V(バッテリー2個)です。
2. ブースターケーブルをつなぐ
2台ともエンジンを切り、以下の順番でつなぎます
- 赤のケーブルを故障車の(+)端子に接続
- もう片方を救援車の(+)端子に接続
- 黒のケーブルを救援車の(-)端子に接続
- もう片方を故障車のエンジンブロックに接続
3. エンジンをかける
救援車のエンジンをかけ、アクセルを踏み、エンジン回転数を高めにします。しばらくたってから故障車のエンジンをかけます。
4. ブースターケーブルを外す
故障車のエンジンがかかったら、接続したときの逆の手順で、ブースターケーブルを外します。
5. 充電する
しばらくアイドリング、または30分~1時間ほど走行し充電します。
作業方法がわからない場合は、まずはオートウェーブにお電話下さい。 また近隣の場合は、出張サービスも行っております。
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