車の警告灯、点灯したらどうする?

車のインパネに表示される警告灯は、故障や異常を知らせてくれるサインです。直感で何の異常かわかるようにデザインされていますが、点灯した時どう対処すればいいか知るために、主な注意すべき警告灯の意味をご紹介したいと思います。

◆色で判断する警告灯の危険度とは

表示灯・警告灯に使われる色は主に、緑・黄色(オレンジ)・赤で、この3色は国際規格(ISO)で定められたものです。この色の違いはそのまま深刻度の違いを意味します。信号機の青・黄色・赤と同じで、青は安全・黄色は注意・赤は危険と判断できます。意味をしらない警告灯が点いた時には、色にしたがって、行動しましょう。
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緑・・・・方向指示表示灯・アイドリングストップ表示灯など、安全装置を作動させている事を示します。
黄色(オレンジ)・・・・ガソリンが少なくなった時に点灯する燃料残量警告灯などが該当します。点灯したランプによって速やかな対応が求められます。
赤・・・・赤い警告灯が点灯したら、すぐに安全な場所に車を止めてください。そのまま走行していると危険な状態です。
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注意すべき主な赤の警告灯の意味

1.サイドブレーキ作動中に点灯するだけじゃない ブレーキ警告灯(赤)

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サイドブレーキの作動中に点灯するブレーキ警告灯は、赤い警告灯の中でも最もよく目にする警告灯ではないでしょうか。ただ、この警告灯はサイドブレーキ作動中以外にも、ブレーキ機能になんらかの異常があることを伝える意味を持っているので注意が必要です。走行中にこのランプが点灯していたら、停車してサイドブレーキを解除すれば消灯する場合がほとんどですが、サイドブレーキを引いていないのに点灯していたら、ブレーキオイルが不足している、またはABS(アンチロック・ブレーキ・システム)が故障している可能性があります。どちらも安全の面で危険な状態なので、すぐに整備工場で点検をしてください。

2.エンジンオイルの圧力に異常あり 油圧警告灯

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油圧警告灯が点灯している時は、オイル系統に異常が発生している事を意味します。主にエンジンオイルが減少し、エンジンオイル圧力に異常が起きた時に点灯します。
そのままの状態で走行を続けると、エンジンを破損する恐れがあります。近くのガソリンスタンドでエンジンオイルを補充すれば問題ない場合もありますが、オイルが漏れている場合やポンプの故障の場合もありますので、すぐに整備工場で点検をしてください。

3.エンジン冷却水の温度が上がりすぎている時の 高水温警告灯(赤)

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エンジン冷却水の漏れなどが原因で、冷却水の温度が上がりすぎると点灯する高水温警告灯。車種によっては、さらに温度が上昇すると点滅をはじめます。エンジンがオーバーヒートしている状態なので、すぐに安全な場所に停車し、冷却水が減っている場合は補充しますが、早めに整備工場で点検をしてください。
ボンネットを開ける際は、エンジンルームがかなり高温になっているため、充分に冷えるのを待ちましょう。蒸気がでているときは、ボンネットに触らないようにしてください。

4.電圧低下、充電系統に異常あり 充電警告灯

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充電警告灯が点灯した時は、電気系統になんらかの異常が発生しています。オルタネーター(自動車で使われる電気を生み出す装置)の故障が考えられますが、故障の詳細は点検しないとわからないため、整備工場で点検をしてください。オルタネーターが故障すると、電気をつくれなくなるため、バッテリーが充電されなくなります。バッテリー残量がなくなると車が動かなくなりますので、早めに点検をしましょう。

5.シートベルトが装着されていない時の シートベルト非装着警告灯

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シートベルト非装着警告灯は、運転席と助手席のシートベルトが正常に装着されていない時に点灯します。正しく装着されていないと危険なので、すぐに車を止めてシートベルトをチェックしてください。シートベルトは、全席で装着義務があります。

◆2017年には、自動車技術総合機構より以下のような発表がありました

2017年2月、前方エアバッグ、側方エアバッグ、ブレーキ、ABS、原動機(エンジン)の5つの警告灯に至っては、エンジンが始動した後に点灯した状態だと車検の検査を行わないと自動車技術総合機構より発表されました。

上記の警告灯はもちろん、警告灯が点灯している車はなんらかの異常が発生しているので、適切な修理を行っていないと車検に受からない可能性があります。安全のためにも、警告灯のチェックをあらためて行いましょう。
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※表示される警告灯は、メーカー・車種・ハイブリッド車・電気自動車・によって、様々な種類があり、表示の仕方も若干異なる場合があります。詳しくは各車の取扱説明書を事前に確認するようにお願い致します。


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