COLUMN カーライフニュース

毎月10日は「交通安全の日」 2025年3月

それでは、今月の「交通安全クイズ」です。

問題1

下の文章が正しい場合は【Aはい】間違っている場合は【Bいいえ】でお答えください。
「自転車で歩道を走行するときは、歩行者より優先されるので自由に走れる」

  • A.はい
  • B.いいえ

答えは一番下に記載致します。

問題2

下の文章が正しい場合は【Aはい】間違っている場合は【Bいいえ】でお答えください。
「夜に自転車で走行するとき、ライトをつけなくても周りの光で見えるから問題ない」

  • A.はい
  • B.いいえ

答えは一番下に記載致します。

小学生の学年別自転車重大事故は、4年生が最多?

小学生の自転車乗用中の事故は内閣府の統計によると、自転車に乗れるようになる小学1年生から学齢が上がるにつれて増加し,小学4年生が最多となるそうです。
以降学年が上がるにつれて減少(危険判断が出来るようになる)します。

小学生の状態別死者重傷者数(平成29年~令和3年合計)

自転車乗用中は小学1年生から学齢が上がるにつれて増加し,小学4年生が最多の316人となり,小学5年生以降は減少に転ずる。

出典:内閣府ホームページ (https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/r04kou_haku/zenbun/genkyo/feature/feature_01_1.html)

自転車に正しく乗ろう!

暖かくなってくると、自転車に乗る機会も増えてくると思います。事故を起こさないために、お子様はもちろん、大人の方も自転車のルールをおさらいしておきましょう。

①車道が原則、左側を通行、歩道は例外、歩行者優先
(自転車は車道の左側を通ることが決まりですが、こども(13歳未満)が自転車に乗る時は歩道を通ることができます。)
②交差点では信号と一時停止を守って安全確認
③夜間はライトを点灯
④飲酒運転は禁止
⑤ヘルメットを着用

出典:警視庁ホームページ自転車交通安全教育用リーフレットより抜粋https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/leaflet.files/child.pdf

クイズの答え

◆問題1

問題1。「自転車で歩道を走行するときは、歩行者より優先されるので自由に走れる」の文章は間違っているので答えは、B.「いいえ」が正解です。

歩道は自転車ではなく、歩行者が優先されます。
道路交通法上、自転車は軽車両と位置づけられるため、歩道と車道の区別のあるところは車道通行が原則です。

◇歩道を自転車で走行できる《例外》

《主な例外》
①「普通自転車歩道通行可」の標識がある
②運転しているのが、13歳未満の子どもや70歳以上の高齢者、身体の不自由な人である
③道路工事などのために、車道の左側部分を通行するのが困難な場所を通行する場合

重要なのは「自転車は歩道を走っても良い」ではなく、「標識や状況により、例外的に歩道を走行できる」という認識です。例外により歩道を走行する際は、自転車は車道寄りを徐行し、歩行者の邪魔にならないように気を付けましょう。

<出典>警視庁ホームページ https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/five_rule/five_rule01.html

◆問題2

問題2。「夜に自転車で走行するとき、ライトをつけなくても周りの光で見えるから問題ない」の文章は間違っているので、答えは、B.「いいえ」が正解です。

自転車は車と同様、交通法第52条により「ライトを点灯する義務」があるため夜間は、前照灯(ライト)及び尾灯(又は反射器材)をつけなければいけません。

ライトを点灯して交通安全

自転車に限らず、ライトは周囲を照らすだけではなく、「自分の存在を周囲に知らせる」役目があります。
内閣府の統計によると、「夜間ライト点灯状況別死傷者数の構成」では、前照灯を消灯または設備無しで走行する自転車の致死率は、ライトを点灯させた場合の1.8倍にもなるそうです。

<出典>内閣府ホームページ 特集 自転車の安全利用の促進について https://www.cao.go.jp/

※本記事は参考情報の提供を目的としております。内容の利用に関する責任は負いかねます。

店舗近隣交通安全MAP

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