COLUMN カーライフニュース

毎月10日は「交通安全の日」 2025年2月

それでは、今月の「交通安全クイズ」です。

問題1

首都圏でも降雪の可能性があるこの時期。雪が積もったり、凍結した道路では必ずスタッドレスタイヤ(またはタイヤチェーン)の装着が必要でしょうか?

  • A.はい
  • B.いいえ

答えは一番下に記載致します。

問題2

一方通行を走行中、後ろから緊急車両が。正しい行動はどれでしょうか?

  • A.道路の左側に寄せると邪魔になりそうなので、右側に寄せた
  • B.道路の左側に寄せると聞いたので、邪魔になりそうだけど左に寄せる
  • C.一方通行は道が狭いので、広い道に出るまで速度を上げる

答えは一番下に記載致します。

年齢層別交通事故件数は、10代が最も多い?

高齢者人口の増加で、ニュースでは「高齢者の運転ミスによる事故」が多く報道されていますが、車やバイクに乗り始めた「10代」の事故が最も多いことはご存じでしたか?
この時期、自動車免許を取得したばかりの方も多いと思います。交通事故にはくれぐれもお気をつけください。

第1当事者別の交通死亡事故発生件数(令和5年)

自動車,自動二輪車又は原動機付自転車(以下「自動車等」という。)の運転者が第1当事者となる交通死亡事故発生件数(免許保有者10万人当たり)を過去10年間の推移で年齢層別にみると,16~19歳及び80歳以上が他の年齢層に比べ多くなっており,令和5年中については,16~19歳が最も多く,次いで80歳以上が多くなっている(第1-22図)。

出典:内閣府ホームページ (https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/r06kou_haku/zenbun/genkyo/h1/h1b1s1_2.html)

10代の事故が多い原因は?

断定はできませんが、以下のようなことが要因に挙げられます。
●路上での運転経験が少なく、危険な場所や周囲の行動に対して、危険予測が出来ない。
●反応速度などを過信し、「危ない場面でも自分なら回避できる」という思い込み。
●軽微な違反に対して危機意識が低い傾向がある。(交差点安全進行義務違反やスピード違反、一時不停止、信号無視など)

クイズの答え

◆問題1

問題1。雪が積もったり、凍結した道路では必ずスタッドレスタイヤ(またはタイヤチェーン)の装着が必要でしょうか?
答えは、A.「はい」が正解です。

千葉県道路交通法施行細則、第3章第9条(6)では、 積雪又は凍結によりすべるおそれのある道路において自動車を運転するときは、タイヤ・チェーンをとりつける等すべり止めの措置を講ずること。と規定されており、違反行為は、反則金の適用となります。(大型:7千円、普通:6千円、自動二輪:6千円、原付車:5千円)

◆問題2

問題2。一方通行を走行中、後ろから緊急車両が来た時の正しい行動の答えは、A.「道路の左側に寄せると邪魔になりそうなので、右側に寄せた」が正解でした。

原則は道路の左側に寄せる必要がありますが、総務省消防庁が公開している資料では、以下のように定められているため、左右どちらか、邪魔にならない側に寄せましょう。
【交差点を避け、かつ、道路の左側(一方通行となっている道路においてその左側に寄ることが緊急自動車の通行を妨げることとなる場合は、道路の右側。)に寄って一時停止しなければならない。】

また、オーディオの音量を大きくして、サイレンに気づけなかったという場合にも「安全運転義務違反」が適用される事がありますので、注意が必要です。

※本記事は参考情報の提供を目的としております。内容の利用に関する責任は負いかねます。

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