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2022.1.7
4年ぶりの大雪警報発令。雪がやんでも路面凍結に注意。
2022年1月6日、千葉県内全域で大雪警報が発令されました。県内の大雪警報は2018年1月以来で4年ぶり。千葉市で7センチ、多い所では10センチの積雪を観測。雪の予報が大雪の予報へ変わり、突然の積雪にあわててタイヤやチェーンの準備をした方も多かったのではないでしょうか。
雪は雨に変わることなく夜間にやみましたが、7日からも冷え込みが強まり路面凍結の危険が続いています。引き続き車や歩行には注意が必要です。
路面凍結とは
路面凍結とは雨や雪で路面に残っている水分が氷に変わる現象で、アイスバーンとも呼ばれています。路面凍結が起こる条件は、道路に水分があること、気温が低下していること、の2つです。
天気が晴れた後、溶けた雪が気温の低下によりアイスバーンへと変わるので、雪が降ったあと天気が晴れても路面凍結の恐れが高まります。
凍結路(アイスバーン)の種類
雪圧アイスバーン
積もった雪が溶ける、気温低下で凍結、をくり返し踏み固められたアイスバーン。積雪の後はこのアイスバーンが多くみられます。
このアイスバーンを走行するときはスタッドレスタイヤを履いた車でも、急ブレーキを避け車間距離を保ちながら数回に分けてブレーキを踏みましょう。また、屋根に雪が積もっているとブレーキを踏んだ際、雪が落ちてきて視界が遮られて危険です。必ず雪を下ろしてから発車するようにしましょう。
その他のアイスバーンには、ミラーアイスバーン・ブラックアイスバーンがあり、特にブラックアイスバーンは薄い氷の膜が出来た状態なので、濡れた路面との区別がつきにくく特に夜間は注意が必要です。
路面凍結しやすい場所
大きな幹線道路では交通量が多いため比較的早く雪解けしますが、太陽の当たらない場所・狭い路地は雪が残りやすいため路面凍結が長期間残ります。
また、橋の上・トンネルの出入口・山間部の日陰は降雪がなくても路面凍結が起こりやすい場所になります。
これらの場所を走行するときにはより注意が必要です。
凍結路でかかせないのが、タイヤチェーン
凍結路でかかせないのが、タイヤチェーンです。スタッドレスタイヤでもスリップしてしまうような凍結路ではタイヤチェーンを装着する事で、確実に車を動かす事ができます。
チェーン装着が義務付けられている区間を走行する前はもちろん、雪が年数回程度の地域でも万が一に備えて準備しておくことをおすすめします。
2022年1月6日大雪当日の様子。スタッドレスタイヤ・チェーンの準備はお早めに
雪が降った後のタイヤの備えは、作業時間が長い・在庫が選べない・来店時の事故の危険、など大きなデメリットが発生します。今回の凍結路対策はもちろん、もし今回タイヤの準備が出来ていなかった方は、この冬の突然の天候の変化に備えて冬タイヤの準備はお早めにお願い致します。
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