COLUMN カーライフニュース
2016.1.8
【車の豆知識】自分でやってみよう!エンジンルームの日常点検。
自分でやってみよう!愛車のエンジンルーム点検
愛車のエンジンルームを点検したことはありますか?もしかしたらボンネットを開けたことがない人もいるかもしれません。車に使用されている部品の多くは、走行距離や経年劣化で消耗していく物が多く、定期的に交換や補充する必要があります。日頃の点検を行うことで未然にトラブルを防ぐことにも繋がります。今回はエンジンルーム内のエンジンオイル・ブレーキフルード・クーラント(冷却水)の点検方法をご紹介致します。
【1】まずボンネットを開けましょう!
ボンネットオープンレバー
ボンネットを固定しているレバー
基本国産車であれば左側の画像のように、運転席右下アクセルペダル付近にあるボンネットを開けるレバーがあります。まずこれを引きましょう!そうすると「ボコッ」という音が鳴り、ボンネットが開きます。次に右側の画像のように、ボンネットの隙間にもレバーがありますので、これを動かした状態のまま、ボンネットを持ち上げると開けることができます。
【2】エンジンオイル量を点検
人間に例えると「血液」と言われるエンジンオイル、オイル量が少ないと異音が発生したり、最悪エンジンの破損に繋がる恐れもあります。まずオイルレベルゲージが何処にあるか探します。左側の画像のように、基本エンジン本体付近に設置されています。次にゲージを引き抜きオイル量を確認致します。右画像のようにゲージの先に○と○があり、その間に入っていれば適量です。確認する部分はメーカによって多少違いがありますが、基本各メーカー似たような作りをしています。
量の点検が終了したら、ゲージを奥まできっちり差し込んで戻します。
【3】ブレーキフルード・クーラント(冷却水)の点検
次にブレーキフルードとクーラント(冷却水)を点検してみましょう。両方とも目視で点検することができます。タンクに「MIN」「MAX」または「F」「L」と記載されています。この間に入っていれば適量となります。ブレーキフルードは運転席側付近、クーラント(冷却水)は、車前方のラジエター付近に設置されています。
<ポイント>
<ブレーキフルード>
ブレーキフルードの量は、ブレーキパッドの残量に比例して減少していきます。ブレーキフルードの量が少ない場合は、ブレーキパッドの残量も少ない可能性が高いです。点検して量が少ない場合には、ブレーキパッドの点検もおすすめします。
<クーラント(冷却水)>
クーラントの量は右側の画像の通り、リザーバータンク(サブタンク)で確認しましょう。
※エンジンルーム内の点検は、エンジンが冷えた状態で行いましょう。特にクーラントを点検する際は、必ず冷えた状態で点検しましょう。
※点検する場所が分からない場合には、車の取扱説明書に詳しく記載されています。
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車を定期的に点検することで、異常を早めに察知したり、トラブルを未然に防ぐことに繋がります。
最近自分の愛車を点検された記憶のない方は、点検してみてはいかがでしょうか?
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