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2019.7.12
今さら聞けない・・・ クルマの自動運転の「定義」
最近よく耳にする、車の「自動運転」ですが、機能によってレベル分けされているのはご存知でしたか?
自動運転と言うと、一切運転操作は行わず、目的地に到着するイメージですが、実際には機能によって、レベル0からレベル5までの6段階に分かれています。
ちなみに、日本の自動運転の定義は、日本政府が独自で定めたものではなく、アメリカのSAE Internationalという非営利団体が定めたものを採用しています。
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SAE International とは
米国自動車技術者協会(Society of Automotive Engineers,inc)。自動車・航空機・船などあらゆる乗り物の標準化機構。全世界から9万人を超えるメンバーが参加している。
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自動運転のレベル分け
【レベル 0】運転自動化なし
全ての操作を「運転手」が行う
【レベル 1】運転支援
ステアリング操作、加減速のどちらかを「システム」がサポート
【例】自動で止まる(自動ブレーキ)
前の車に付いて走る
車線からはみ出さない
【レベル 2】部分運転自動化
ステアリング操作、加減速の両方とも「システム」がサポート
【例】車線を維持しながら前の車に付いて走る(レベル1の組み合わせ)
【例】高速道路での自動運転モード機能(高機能化)
①遅い車がいれば自動で追い越す
②高速道路の分合流を自動で行う
【レベル 3】条件付運転自動化
特定の場所で「システム」が全ての操作を行い、緊急時には「運転手」が操作
【レベル 4】高度運転自動化
特定の場所で「システム」が全ての操作を行う
【レベル 5】完全運転自動化
場所の特定なくすべての操作を「システム」が行う
現在、販売されている車に付いている、自動ブレーキや車線逸脱機能などは「運転支援」が中心になり、レベル3からが本格的な「自動運転」と呼べる機能になってきます。
新しいシステムの開発、法の整備など、さまざまな課題はありますが、今後、どのような車が登場してくるのか、自動運転がどれだけ普及していくのか気になりますね。
※参考資料:国土交通省「自動運転のレベル分けについて」
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