通常のタイヤより溝を高くすることで雪を溝が噛むように設計されています。最近のものは溝がジグザグに噛み合ったスクラムサイプと呼ばれる設計で、グリップ力をあげています。メーカーによってゴムの素材を変えたり、ガラス系の繊維を混ぜ込むなど工夫が見られます。
タイヤだけ交換するよりも、ホイールとセットで組み替えることでタイヤ自体にダメージを与えず、作業時間も早く済みます。保管する際にもホイールがあることでタイヤの劣化を抑えられるなどさまざまな利点があります。
空気圧が標準より若干少ないほうが接地面が大きくなってアイスバーンには良いとか、高いほうが轍や雪道に良いとかはありますが、基本的には標準の空気圧が適しています。
空気圧を少し抜いて保管してください。保管場所は雨風や直射日光が当たらず、周りに油分のない場所が適しています。ベランダなどで保管する場合は、カバーがあると良いですね。
普通のタイヤと同じ扱いになりますので、問題ありません。ただし、夏タイヤ同様スリップサインが出てしまうと車検には通りません。
オートウェーブではタイヤの預かりサービスを行っています。新品のタイヤと同じ場所で保管しますので安心してご利用いただけます。
当店ではスタッドレスタイヤのレンタルを実施しています。帰省や旅行などさまざまな機会にお試しいただけます。
オートウェーブでは12月に入ると、スタッドレスタイヤの購入と取り付けで店頭が混みはじめます。欲しい商品が品切れになる前に、ご購入はお早めに!
雪道を走ることが初めての方は、最新モデルのスタッドレスタイヤが安心です。スタッドレスタイヤを履き替える方は、以前お使いのタイヤを目安に選んでいただくとよいでしょう。
雪道を多く走る場合、首都圏のように乾燥した路面から凍った路面までを走る場合、それぞれの環境によってタイヤ選びも変わります。
雪道の走行で定評があるのはブリヂストンのブリザックに代表される発砲ゴムタイプ。除水力が強く、凍った路面で強力にグリップします。
乾燥した路面から凍った路面までカバーしやすいのは低温時でもゴムがしなやかに作られたミシュランのX-ICEなど。
雪道を多く走る場合、首都圏のように乾燥した路面から凍った路面までを走る場合、それぞれの環境によってタイヤ選びも変わります。
近年は低燃費車用のスタッドレスタイヤやミニバンに適した左右非対称のスタッドレスタイヤが出はじめています。
溝の高さの半分の位置にプラットフォームと呼ばれる印がつけられており、この線を超えると交換時期。さらにゴムは時間が経つと硬化するため、3〜4年がスタッドレスタイヤの寿命の目安となります。
雪が降ったり路面が凍結すると人の転倒事故が続出するのと同じように、夏タイヤのままでは事故につながりやすくなります。あぶない思いをする前に、スタッドレスタイヤを検討してみませんか?
路面が完全に凍った状態ではタイヤはあまり滑りません。凍った路面の表面が融けてタイヤと路面の間に水の膜ができることで、クルマは滑りやすくなります。
スタッドレスタイヤは雪道を走れるようタイヤの溝が高く設計されているほか、凍結した路面を走れるようゴムの作りや材質に工夫が施されています。また乾いた路面で夏タイヤのように走れることもスタッドレスタイヤの大きな特徴です。
夏タイヤより深い約1cmの溝で積雪を噛むように
圧縮して蹴り出します。
路面の水分を吸収しやすいようゴムを
スポンジ状にしたタイヤ
たとえ雪の少ない千葉でも気温が氷点下以下になると路面の水分は凍りはじめます。注意したい時間帯は雨が降った日の夜間から朝方まで。陸橋の上や木陰、山間部に抜ける道はだいたい凍っています。車で通勤されている方や車でお子様の送り迎えをされているようでしたら、はいていたほうが安心です。
チェーンをつけたほうがブレーキの性能は高まりますが、走行速度が制限されてしまいますし、過酷な環境では着脱に手間がかかります。できればスタッドレスタイヤとチェーンの両方を用意されることをおすすめします。