サスペンションを交換して、オリジナルの乗り味にしてみませんか?
サスペンションはネジ一本一本にトルク( ネジを締める強さ) の規定があり、トルクレンチという専用の工具でネジを締める必要があります。
中には工具をそろえ、自分でサスペンションを交換される方もいますが、ゆるみがあればタイヤなど足回りが外れる可能性もあり、大事故につながる恐れもありますので、プロに任せた方が安心です。
まずはカタログや店頭の展示品などで商品をお選びいただき、交換作業の予約をいれていただきます。交換するのに3〜4時間かかりますので、必要に応じて代車を貸し出しいたします。( 貸し出し状況により代車をご利用になれない場合がございます)
車高を好みの高さに調節できるよう開発されたキットです。通常、コイルスプリングのみで下げる場合にどうしても出てしまう誤差を、細かく調整できます。普段車高を下げていても、冬の間は車高を上げたいなどという場合にも便利。車高調整キットには、以下の2タイプがあります。
ネジ式 車高調整キット
サスペンション本体を取り付けたまま、車高レンチを使ってスプリングの長さを調節できます。
車高を下げすぎるとバネが伸びきってしまうため踏ん張りが利かなくなり、乗り心地の悪化を招きます。また、異音がすることも。
価格帯は比較的安めで、少し調整したいという方におすすめです。
全長調整式 車高調整キット
スプリングの長さは変化させずに、ダンパーの長さを上げ下げすることで、車高を調整できます。
スプリングが常に一定なので、車高を下げても乗り心地の変化が少ないのが特徴。当店でも人気のタイプになります。
タイプ | 価格 |
---|---|
コイルスプリング | 5万円前後 |
ダンパー | 7万円前後 |
ネジ式 車高調整キット | 12万円前後 |
全長調整式 車高調整キット | 14万円前後 |
※当社の一般的なサスペンションを普通乗用車に取り付けた場合の目安価格となります。
※取り付けるサスペンションやお車の車種・状態などで価格は変わります。
※記載価格はサスペンション交換の工賃も含んだ価格です。
オートウェーブでは定期的にサスペンションメーカー主催の試乗イベントを行っています。
乗り心地を体験できるほかメーカー担当者の話を直接聞けるため、サスペンション選びの参考にしていただけます。
イベントのお知らせはホームページなどでご案内しています。
車の「走る」「曲がる」「止まる」の基本性能をアップさせるサスペンション。
車高を下げられるので、見た目のドレスアップ効果も得られます。
どのような走りや見た目にしたいか、一緒に考えてみませんか?
車のタイヤとボディの間に取り付けられ、路面から来る衝撃をコイルスプリングの力で緩和する装置です。
サスペンションを交換することで乗り心地を固くしたり、車高を低くしたりと、愛車を好みの足回りにすることができます。
サスペンションは、コイルスプリングと、ダンパー(ショックアブソーバー)から構成されています。
コイルスプリングが吸収した衝撃を、ダンパーがゆっくり解放し、振動を抑える働きをします。
基本は、フロントとリアの4本セットになります。
サスペンションは車重によって変わるため、同じ車種でもグレードごとに取り付ける種類が異なります。
グレードごとに設定されたサスペンションの中から、さらに好みの乗り心地になるよう、さまざまなタイプがそろっています。
コイルスプリングを替えることで、車高を好みの高さに変えることができます。(車高の調整は出来ません)
乗り心地の改善のため
ダンパーの中のオイルは徐々に劣化し、衝撃を吸収できなくなります。
車の乗り心地の改善のためにも走行距離に応じて定期的にサスペンション交換が必要です。
スポーツ走行時の操縦性が向上します
車高が低くなればなるほど車は安定するので、コーナーを曲がるときの揺れが軽減し、加速していても曲がりやすくなります。
ハンドリングが向上します
バネレート(コイルスプリングの硬さ)を上げると、あまり縮まない分、車が踏ん張れるようになり、加速時もスムーズに曲がれるようになります。
とくに車高が高い車は、ふらつくことが多いため、足回りを引き締めることで、交差点などでも安定して曲がれるようになり、安全性もあがります。
また、飛び出しなどの緊急時の回避性能もあがります。
ドレスアップ効果
タイヤと車本体の隙間を埋めることで、一体感のある見た目になります。
2〜3cm下げるだけでも下側のワイド感が増し、ドレスアップ効果が得られます。
乗り心地が悪くなります
車高を下げるとタイヤと車本体の隙間がなくなりますが、その分、コイルスプリングが硬くなるため、路面の凸凹からの衝撃を感じやすくなります。
車高が低ければ低いほど、車の車内に伝わる振動は増すので乗り心地が悪くなります。
最低地上高が下がるので、縁石などに注意が必要
車高が高いときは当たることがなかったものが低くなることで接触が多くなります。
低ければ低いほど、縁石や踏切、歩道との段差、坂道の路面などにバンパーが接触しやすくなるため、斜めに入ったり、重心をずらしながら走行する必要があります。
車高が低くなることで、コーナリングでラインをしっかりキープできるほか、ブレーキ時の制動力も向上します。
踏ん張りがきくので高速道路でのレーンチェンジもふわっとならずにスムーズに行えます。
ダンパー内のオイルは、新車の状態から5万〜8万kmで粘り気を失っていきます。
この状態を「ショックがへたる」などと言いますが、ショックがへたると反発する力が減り、コイルスプリングの振動を抑えられなくなるようになるため、5万〜8万kmの間で交換することを推奨しています。
一方、スプリングは耐久性が十分にあるのであまり消耗しません。
10万kmで2cmくらい下がり、それ以上はつぶれることが無いとも言われています。
そのため、スプリングは変えずに、ダンパーだけ変えれば悪くなった乗り心地を改善することができます。
保安基準で自動車の地上高は9㎝以上と定められているため、それ以上下げると車検に通りません。
地上高9cmより下に下げると、足回りのさまざまなパーツに負担がかかるため、車自体の寿命にも影響します。
まずはそのまま乗られて、乗り味を確認してみましょう。
その上で不満に思う部分を当社スタッフにご相談ください。
また走行距離が4万〜5万km以上ならサスペンション交換をおすすめします。