COLUMN カーライフニュース

2015.3.23

エンジンオイルのほかにも各種オイルがあります

■他に定期的に交換が必要なオイル

オートマチックフルード(ATF ・ CVTF)

オートマチック(変速機)に使われるオイル(フルード)で、ATFやCVTFと呼ばれています。
これらが劣化すると変速がスムーズにいかず、燃費の悪化にもつながります。

交換の目安:20,000kmごと または2年に一回

ミッションオイル・デフオイル

マニュアルミッションや、FR車・4WD車の車軸の真ん中にあるギヤボックス(デフ)に使うオイル。
極圧性の高い歯車同士の潤滑を行っており、劣化すると潤滑不良や、異音の発生につながります。

交換の目安:30,000〜40,000kmに一回

パワステフルード

油圧式のパワーステアリング車に使用されています。
ステアリングギアボックス内の潤滑と、油圧作動油として使われ、劣化が進むと、異音の発生や操舵の違和感の原因になります。
またゴムホースの劣化などにより、漏れが生じる事が多く定期的な量点検が必要です。

交換の目安:30,000〜40,000kmに一回

ブレーキフルード

ペダルの踏力をブレーキパッドに伝えるための油圧に使われます。
吸湿性があるため、水分混入による沸点低下や、ブレーキパッドの熱の影響により劣化が進み、ベーパーロック現象の原因にもなります。

交換の目安:車検ごとの交換

LLC(冷却水)

エンジンを冷却する為の液体で、防錆剤や凍結防止剤等も含まれています。 漏れなどの原因で量が少なくなると、オーバーヒートの原因になります。 近年では、長期間使用できる「超ロングライフクーラント」を使用している車種もあります。

交換の目安: 通常2年~3年に一回

■オイル交換といっしょに交換しよう!

オイル以外にも、定期交換が必要なものがあります。

オイルフィルター

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エンジンにはオイルフィルターがついており、エンジンオイル内の不純物をフィルターで取り除いています。フィルターの目詰まりが発生すると、適正な油圧が発生せず潤滑不良の原因になります。

交換の目安:オイル交換ごと、または10,000kmに一回

エアフィルター

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エアフィルターは、エンジンのなかに空気を取り込む際のマスクのようなもの。走行距離に応じて汚れていくものなので定期的に交換が必要です。汚れてくると吸気抵抗が増し、燃費の悪化にもつながります。

交換の目安:30,000㎞から40,000㎞に一回

エアコンフィルター

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家庭用のエアコンと同じく、定期的に交換しないと、汚れた空気を循環させることに。また、風量低下の原因にもなります。タバコやペットのにおいが気になる方は、活性炭入りの脱臭タイプもあります。

交換の目安:1年または15,000kmごと

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