タイヤのローテーションの目安、おすすめローテーション方法。

 タイヤのローテーション目安は、5,000キロを目安に行うことをお勧めします。FF車は気持ち早めに実施することをおすすめ致します。FF車とは「フロントエンジン・フロントドライブ」の略で、前輪で駆動・操舵共に行うため、前輪の摩耗が早いのです。FR車とは「フロントエンジン・リアドライブ」の略で、前輪で操舵、後輪で駆動するためFF車より前輪の摩耗が少なくなります。

 では、おすすめのタイヤローテーション方法をご紹介致します!
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タイヤに回転方向の指定がない場合
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FF車・・・前輪はそのまま後輪へ、後輪は左右を入れ替えて前輪へ持ってきます。
FR車・・・後輪はそのまま前輪へ、前輪は左右を入れ替えて後輪へ持ってきます。

タイヤに回転方向が指定されている場合
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回転方向が指定されているタイヤは、タイヤの脇に上記のような「ROTATION→」といった表記がされています。このようなタイヤは、駆動方式に問わず前輪と後輪の入れ替えのみとなります。

※前後で異なるタイヤサイズの場合は、上記のパターンは使用できません。
※4輪駆動車は車両の取扱い説明書に従って、ローテーションを行ってください。
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タイヤローテーションをするとタイヤは長持ちします。定期的に行いましょう。
オートウェーブでは4本4万円以上のタイヤをご購入頂くと、タイヤローテーションなどが何回でも無料になる、タイヤ7大メンテナンスがついてきます。ぜひタイヤ交換の際には、オートウェーブはお越しくださいませ!

タイヤ7大メンテナンスについてはこちら

タイヤの空気圧は高い方が良い?それとも低い方が良い?

 皆さんタイヤの空気圧をチェックする時、空気圧はどうしてますか?よく「高めにしてください」という言葉を耳にします。では、空気圧は高い方が良いのでしょうか?逆に低いと駄目なのでしょうか?

 適正空気圧は、国産車であれば運転席側のドアを開けた部分に表示されています。純正のタイヤサイズであれば、適正空気圧での空気圧チェックをおすすめします。タイヤ面が一番しっかりと路面に設置するため一番タイヤの力を発揮することができます。

では空気圧が高すぎるとどうなのでしょうか?
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①空気圧が高すぎるとタイヤの真ん中だけが設置する形になりますので、抵抗が減る分多少燃費が向上しますが、タイヤが真ん中だけ減る形になり、タイヤの寿命が短くなります。
②またクルマがはねる様な感じになり、乗り心地も悪くなります。

逆に低すぎると
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①タイヤの外側が摩耗していくので、タイヤの寿命が短くなります。
②クルマがふらつくようになり、乗り心地が悪くなります。
③極端に空気が減っていると内部が破損し、パンクの原因となります。

タイヤの空気圧は約1か月で5%~10%低下するといわれています。
常に適正空気圧を保つのは難しいので、高すぎるのはダメですが、
10kpaほど高めにすることはタイヤメーカーでも調整範囲内としていますので、
もし高めにするのであれば10kpaほどにし、1ヶ月に1度はタイヤの空気圧をチェックしましょう!

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ゴムバルブも交換したほうがよいの?

タイヤに空気を入れるため、ホイールには硬いゴム製のバルブがついています。年数がたつと、そこもひび割れてきますので、タイヤ交換のタイミングで一緒に交換することをおすすめします。

スタッドレスタイヤはなんで凍った路面で効くの?

通常のタイヤより溝を高くすることで雪を溝が噛むように設計されています。最近のものは溝がジグザグに噛み合ったスクラムサイプと呼ばれる設計で、グリップ力をあげています。メーカーによってゴムの素材を変えたり、ガラス系の繊維を混ぜ込むなど工夫が見られます。

タイヤにヒゲのようなものが生えているけどあれは何?

タイヤの金型には余分なゴムを出す小さな穴があり、ゴムを成形するときにそこから1mmほどのヒゲのようなゴムが出ます。それがあることで走りへの影響はないため、アメリカなど海外のタイヤメーカーはヒゲの生えた状態で出荷しますが、国産メーカーはヒゲを剃って出荷します。日本のモノ作りへのこだわりをかいま見ることができます。

子どもが酔わないタイヤありますか?

ミニバンで高速を走行しているときに横をトラックがすり抜けると、風圧でふらつくことがあります。左右非対称デザインのミニバン専用タイヤは、タイヤの外側で踏ん張ることでふらつきを低減できるため、車酔いの原因を軽減できます。

■ 関連記事

その1 アジアタイヤ

コストパフォーマンスを重視するなら!

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韓国や中国、台湾、インドネシアなどで作られているタイヤをアジアタイヤと言います。アジア製のタイヤのメリットは、なんといってもコストパフォーマンスのよさ。たとえば、グッドライドという、世界で11位(※)の中国のタイヤメーカーなどは性能は新車でついてくるベーシックタイヤと比べても遜色なく、価格は日本のミニバン専用タイヤの1/4ほど。コストパフォーマンス重視の方におすすめしています。

※アメリカの専門誌「ラバー&プラスチックニュース」9月5日号掲載の
2010年度ランキングより抜粋

その2 低燃費タイヤ

タイヤで燃費をよくしたい!

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最近人気の低燃費タイヤ。ゴムにガラス系のシリカを混ぜ込み、転がり抵抗を抑えながらグリップ力を向上させたり、あるいはタイヤのサイドの肉厚をそぐことでゴムにたまる熱を放射させグリップ力を維持するなど、各メーカーのさまざまな工夫が凝縮されています。

■よりクルマのキャラクターにあったタイヤもあります!

※実際の使用環境や、車種・年式等により異なります。

ミニバンには左右非対称タイヤ

ミニバンのように車高の高い車は、回ろうとするとタイヤの外側に負担がかかります。そこで生まれたのが外側と内側のデザインを変えた左右非対称デザインのタイヤです。外側を荒めの溝に、内側を細かい溝にすることで外側の減りを抑えることができ、曲がるときにもふんばりがきく設計となっています。別名ミニバン専用タイヤとも言われます。

スポーツカーにはスポーツタイヤ

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車本来の性能を引き出すことに徹したタイヤ。グリップ力では圧倒的な性能を誇ります。高いグリップ力によってブレーキの性能もしっかりでるので、曲がるとき、止まるときの安心感は絶大ですが、路面を蹴飛ばすときの設置面を作るために溝ひとつひとつが大きく作られておりその分大きな走行音がします。また、溝の減りが早いのが特徴です。

SUV/4WD/RVには4×4タイヤ

SUV/4WD/RVのような、自然のなかで走る車のためにあるのが、オールシーズンタイヤです。多少の雪道やぬかるみを走れるよう溝が高く、ごつごつした作りになっています。街中を走る分には問題ありませんが、走行音は高め。街乗り中心で使う場合のためにオンロード用のタイヤも出ています。

パンクも怖くない!ランフラットタイヤ

パンクしてもしばらく走れるよう設計されたタイヤ。低燃費タイヤとは逆にタイヤのサイドを厚くすることで、空気圧がゼロになったとしても80〜100kmほど走れます(※)。空気圧をモニタリングする設備が必要なため、現時点ではBMWや身障者用車両など特定の車種のみに限定されます。

※メーカーが行った条件下での実験結果による目安の距離であり、様々な走行条件に照らし合わせたものではありません。
パンクが確認された場合、すみやかにお近くの修理工場やカー用品店などでチェック・修理・交換などを行ってください。

■タイヤ選びのコツ

クルマの乗り方

街乗りには左右非対称デザインのタイヤを!

タイヤを選ぶ際にご自身の乗り方が「街乗り中心か」「高速道路走行が多いか」を検証してみましょう。街乗りはタイヤの消耗が激しいため左右非対称デザインのタイヤがおすすめ。高速道路走行が多い場合は低燃費タイヤが向いています。

国産車か海外車か

欧州車にはタイヤも欧州産を。

国産車と輸入車では道路環境が異なります。とくに欧州車は速度無制限のアウトバーンに対応し、小さな車でも200kmや300kmで走れるよう足回りや乗り心地がしっかりして硬めなタイヤがつけられています。欧州車のよさを味わうならタイヤも欧州産で。

溝の太さ

ゲリラ豪雨対策には溝の太さがポイント!

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タイヤはストレートグルーブという直線の溝が施されており、この溝が太いと排水性がよくなります。ゲリラ豪雨の多い昨今、指一本入るくらいの太さの溝が何本あるかは重要。雨の日にスピードを出すと車が浮く「ハイドロプレーニング現象」の軽減にもつながります。

2分割か多分割か

多分割のタイヤはバランスが良い!

タイヤを選ばれるときは店頭でタイヤを立ててみましょう。置くとフラフラして倒れるものはたいやきのように2分割で作られているタイプ。よく見ると接地面の真ん中に接合線が入っています。一方、価格が若干高めなタイヤはバランスよく立ちます。これは64分割ほどのゴムをひとつにしたタイプ。加速時やブレーキを踏んだとき、2分割のタイヤはぶるぶる震えますが多分割のタイヤはブレにくいのが特徴です。

■タイヤ長持ちの秘訣

月に一度が目安!空気圧チェック

こまめな点検がタイヤの寿命を伸ばします

自転車のタイヤの空気が抜けるとペダルは重くなりますよね? 車のタイヤも空気が抜けているとそれと同じようにハンドル操作は重くなり、燃費も悪くなります。またブレーキの利きが悪くなり、曲がるときも1テンポ遅れるなど危険回避の面でも問題が発生してきます。空気圧は1ヶ月に1回を目安にチェックしましょう。オートウェーブでは無料で空気圧のチェックもおこなっています。

軽自動車やミニバンならローテーション

前輪と後輪を入れ替えるローテーション

軽自動車やミニバンは5000kmに一回くらい前輪と後輪を入れ替える「ローテーション」を行いましょう。車重にもよりますが、4回のローテーションでおよそ3〜4万kmは持つでしょう。逆に、行わないと半分の走行距離しか持たないこともありますのでお気をつけください。当店でタイヤ4本セットをご購入いただいたお客様にはローテーションを永年無料で実施させていただいておりますので、ご利用ください。

長距離ドライブの前にメンテナンスを

JAFの出動件数トップはタイヤのトラブル!

たまに高速道路でゴムの破片が散らばっているのを見かけたことはありませんか? ひび割れや空気圧不足、路面温度の上昇などの要因が重なると、釘などの異物はささりやすくなりバーストを招きやすくなります。実際にお盆やゴールデンウィークの高速道路でのJAFの出動件数の原因のトップはタイヤによるもの。長時間の運転をする前はメンテナンスをおすすめします。

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■ 関連記事

車のタイヤにはひび割れを防ぐ「ひび割れ劣化剤」という油分が入っています。年数が経つと、それがどんどん抜けていくため、タイヤは自然と劣化していきます。
輪ゴムも使いはじめは弾力性がありますが、放置しておくと硬化して伸びなくなりますよね?
ゴムは年数で劣化するんです。

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適性交換時期は4年前後が目安です!あなたは大丈夫ですか?

タイヤ交換の目安は溝の減り方

車のタイヤ交換の目安としてよくあげられるのは溝がすり減っているかどうか。
でも、たとえ走行距離が0kmであったとしても、タイヤは3〜4年経つとゴムが劣化しひび割れが見られるようになります。タイヤのバーストを招かないよう最低でも4年前後を目安に交換しましょう。

街乗りの方が劣化が早いこともあるので注意が必要!

STOP&GOが多い都市部の方は定期的なタイヤチェックがおすすめ

タイヤは車が曲がる回数が多いほど減るもの。一見、走行距離の長いほうが劣化が早いように思えますが、高速道路などではタイヤは4本ともまっすぐな状態で走っているだけなので変な減り方はしません。それよりも車庫入れでハンドルをぐるぐる切っているほうがタイヤは消耗するのです。とくに都市部では信号でSTOP&GOも多く、タイヤの使われ方は過酷。買い物など街乗り中心に使っている方は、タイヤの劣化にご注意ください。

車種によって劣化は早まります

ミニバンや軽自動車は前輪が劣化しやすい?

セダンの場合、前後の重量バランスはおよそ5:5なのでタイヤは均等に劣化しますが、最近の軽自動車やハイブリッドカーはエンジンもモーターも前側。1tや2tの重量のうち7:3の割合で頭ばかりが重く、走るときも止まるときも前のタイヤを使うので、熱負担で前輪の劣化が早まります。メンテナンスをしていないと1年か2年でダメになってしまう場合も。
ミニバンや軽自動車にお乗りの方は前輪の劣化に注意が必要です。

■それではタイヤをチェックしてみましょう!

その1 製造年をチェック

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タイヤの横には世界各国共通で製造年週が刻印されています。4桁から6桁の数字で、下2桁が製造年。その二つ前の数字が製造年週です。たとえば1912なら2012年の19週目。つまり、5月くらいのタイヤということがわかります。

その2 ひび割れやキズ、亀裂をチェック

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タイヤのサイドを見てみましょう。しわが寄っていませんか? 溝と溝の間がひび割れていませんか? 夏場、路面の温度が高くなってくるとひび割れしてきたところから亀裂となり、運が悪いとタイヤ自体がバーストしてしまうこともあるので気をつけましょう。

その3 溝の減り具合をチェック

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タイヤの使用限度は法律の規定では残り溝1.6mmですが、性能が急激に落ちてくるラインは3.2mm。これを超えると車本来の性能を引き出しづらくなります。とくに高速走行時、ウエットな路面でのブレーキ性能が極端に落ちるので3.2mmくらいを交換時期の目安にしましょう。

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